偽恋愛小説家
森 晶麿単行本
内容
アガサ・クリスティー賞受賞の鬼才が放つ、連作恋愛ミステリー。 「シンデレラ」「眠り姫」「人魚姫」「美女と野獣」という、誰もが知っている恋愛物語になぞらえて、 新進気鋭のイケメン恋愛小説家が殺人事件の謎を解き明かしていく。 俺がニセモノだったら、どうする? 「第1回 晴雲ラブンガク大賞」を受賞して、華々しく文壇にデビューした恋愛小説化・夢宮宇多。 その勢いを買われてか、恋愛小説のようにロマンティックな体験談を持つ女性を実際に訪ねて話を聞く、 というネットテレビ番組のホスト役の仕事が入ってくる。 担当編集・井上月子の説得で仕事を請けることとなったのだが、そこで出会った女性は、 まさに現代のシンデレラのようなエピソードを持つ女性であった。 しかし、夢宮宇多は話を聞くうちにエピソードの隠された真実に気づいていく……。 その一方で、夢宮宇多の受賞作は亡くなった彼の幼馴染みが書いたのではないか、という疑惑が浮上し、 物語は意外な展開を見せはじめるが――。
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平沢下戸
- 【A】COVER 帯付き
- 【B】COVER 帯付なし